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 女子中学生の硬式野球チーム「エイジェックユース」は、昨年7月に神奈川県で行われた「第11回全国女子中学生硬式野球選手権大会」で優勝を飾りました。練習時間の制約も多い中、チームワークで獲得した日本一です。新チームとなった今、2連覇に向けて練習を重ねます。

前列左から、駒場 千織(こまば・ちおり)さん(13)、大島 琉楠(おおしま・るな)さん(13)、鈴木 芽衣奈(すずき・めいな)さん(15)、高木 さくら(たかぎ・さくら)さん(15)、初見 莉奈(はつみ・りな)さん(15)、堀之内 那月さん、工藤 颯姫(くどう・さつき)さん(15)、石井 心萌(いしい・もえ)さん(13)。後列左から、齊藤 瑠璃(さいとう・るあ)さん(12)、品川 彩乃(しながわ・あやの)さん(14)、鈴木 芽衣(すずき・めい)さん(14)、国府田 怜南(こうだ・れいな)さん(14)、多田出 美瑛奈さん、国府田 留那(こうだ・るな)さん(14)、川原 柚羽(かわはら・ゆずは)さん(14)、齊藤 恋璃(さいとう・れあ)さん(14)、中山 凛(なかやな・りん)さん(13)
前列左から、駒場 千織(こまば・ちおり)さん(13)、大島 琉楠(おおしま・るな)さん(13)、鈴木 芽衣奈(すずき・めいな)さん(15)、高木 さくら(たかぎ・さくら)さん(15)、初見 莉奈(はつみ・りな)さん(15)、堀之内 那月さん、工藤 颯姫(くどう・さつき)さん(15)、石井 心萌(いしい・もえ)さん(13)。後列左から、齊藤 瑠璃(さいとう・るあ)さん(12)、品川 彩乃(しながわ・あやの)さん(14)、鈴木 芽衣(すずき・めい)さん(14)、国府田 怜南(こうだ・れいな)さん(14)、多田出 美瑛奈さん、国府田 留那(こうだ・るな)さん(14)、川原 柚羽(かわはら・ゆずは)さん(14)、齊藤 恋璃(さいとう・れあ)さん(14)、中山 凛(なかやな・りん)さん(13)

(企画・制作 下野新聞社ビジネス局)

中学女子硬式野球県内唯一のチーム

 春の日差しが暖かい「小山ベースボールビレッジ」で、ユニホーム姿もりりしい女子中学生の元気な掛け声が飛び交います。「練習の時からしっかりやらないと試合に出るよ!」。小林 茂生(こばやし・しげお)監督(56)によるシートノックにも力が入ります。エイジェックユースの練習の一コマです。
 最近は高校や大学、社会人などでの女子硬式野球部が多くなってきたことから、中学生女子にもプレーを希望する選手が増えてきました。それでも女子中学生だけで編成するチームはまだ珍しく、県内では小山市に活動拠点を置くエイジェックユースだけです。
 このため、同チームには、硬式野球を目指す女子中学生が、県内各地から入部してきます。茨城県など近県から通ってくるメンバーも珍しくありません。エイジェックユースとしての練習は土曜日と日曜日のみのため、普段は各々が自身の学校の部活動で、他の競技などに取り組んでいます。

元プロ野球選手で、引退後もロッテに残りサポートやアカデミーの育成をしていた経歴の厚い小林 茂生監督が自ら指導します
元プロ野球選手で、引退後もロッテに残りサポートやアカデミーの育成をしていた経歴の厚い小林 茂生監督が自ら指導します

高校に進んでも硬式野球を続ける

 堀之内 那月(ほりのうち・なつ)さん(15)は昨年の大会で4番を任され、特に決勝戦では満塁の場面で長打を打つなど活躍しました。「始めから優勝という目標を立てていたので、とてもうれしかったです」と振り返ります。みんなが同じ方向を向いて試合に臨むことができた、とチームワークの勝利だったことを明かします。
 野球を始めたのは5歳の頃。6歳上の兄がリトルリーグでプレーしており、その姿を「かっこいい」と思ったからだそうです。出身は茨城県土浦市。地元には中学生女子の硬式野球チームがなく、エイジェックユースを選びました。「体験会に参加して、とても雰囲気のいいチームだと思いました」とも話します。
 「一致団結して勝利にこだわるところが野球の魅力」という堀之内さん。この春からは宮城県仙台市の高校に進み、硬式野球を続けます。将来は「女子日本代表に選ばれて活躍するような選手になりたいです」と決意を語ります。後輩たちには「ぜひとも2連覇してほしい」と激励の言葉を贈ります。

どんなプレーにも全力を尽くす

 多田出 美瑛奈(ただいで・みえな)さん(14)=宇都宮市立古里中学校3年生=は、当時二年生ながらキャッチャーとして出場しました。優勝した時のチームついて「みんなずっと声が出ていて、点を取られてもすぐに取り返すことができ、とても盛り上がっていました」とその雰囲気を話します。
 野球を始めたのは小学1年生の時で、学童野球をやっていた3歳上の兄の影響だったといいます。野球の魅力については「全員がひとつのプレーに集中して、同じ方向を向いて戦えるところ」と語ります。
 新しいチームではキャプテンを務めることになりました。「まずは自分が動いて、背中で引っ張っていけるような存在になりたいです」と決意を披露します。そのためには誰よりも声を出し、どんなプレーにも気を抜かず全力でぶつかりたいと、改めて気を引き締めています。
 今年の目標は「もちろん2連覇ですが、まずは目の前にある試合をしっかりと全員で戦い抜きたい」と力を込めます。堀之内さんと同様に将来は「女子の日本代表選手に選ばれたい」と夢を描きます。

監督の方針の通り、集中力高く練習に取り組んでいるのが印象的です
監督の方針の通り、集中力高く練習に取り組んでいるのが印象的です

練習では常に実戦を意識して

 監督に就任して2年になる小林監督は「エイジェックユース創部7年目で、念願の全国制覇を成し遂げることができました。選手たちには本当に感謝しています。みんな普段以上の力を発揮してくれたと思います」と優勝の喜びにあふれます。
 指導にあたっては「どんなスポーツも一緒だと思いますが、まずは楽しむことを一番の目標に掲げています。その上で、単にふざけることとは違う、ということもしっかり伝えているつもりです」と、その方針を語ります。いろいろな場面で全国制覇を支えてくれた保護者には、心から感謝しているといいます。選手、保護者、指導者が一体となってこそ実現できたと振り返ります。
 今年の目標は当然、再度の日本一です。「新チームの選手たちも、2連覇したいという思いに燃えています。時間が限られていますので、常に実戦を意識して練習しています。苦しいこともあると思いますが、きつい練習で涙を流して、最後はうれし涙を流そう、と訴えています」と目指すところを語ります。
 競技人口が増えつつある女子硬式野球ですが、中学女子の場合、まだ十分とは言えません。「一緒に楽しむ仲間を募集中です。ぜひ見学に来てほしい」と呼びかけています。

 

Profile

エイジェックユース(小山市)

株式会社エイジェックスポーツマネジメントが運営する女子中学生硬式野球クラブ。旧小山市立梁小学校の校庭、校舎を再利用した「小山ベースボールビレッジ」で練習に励んでいます。新チームには約20人のメンバーが所属しています。

エイジェックユース(小山市)紹介動画
 
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