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宇都宮チアリーディングクラブ「ANGELS(エンジェルス)」内のチーム「GLORY(グローリー)」は、昨年の全国大会「ジャムフェス ジャパン」で優勝し、アメリカでの世界大会の出場権をつかみました。今年5月の世界大会では、12人の息の合った演技で見事4位に入賞しました。

(企画・制作 下野新聞社ビジネス局)
世界大会ではノーミスの演技
「グローリー」が4位入賞した世界大会は、アメリカのフロリダ州オーランドで開かれた「ザ・サミット2024チャンピオンシップ」です。同大会に「インターナショナル部門U18(18歳~14歳)レベル2」で出場しました。「優勝を目指して計画的に練習を積んできましたので、少し残念ではありますが、入賞できてとてもうれしいです」と指導にあたる同クラブの鈴木 敦子(すずき・あつこ)代表は話します。出場3度目で初めての入賞です。
チームは中学2年生から高校3年生までの12人の編成でした。「現地に行ってから、みんなの気持ちがとてもよくまとまっているのを感じました。落ち着いたいい雰囲気で、不安なく本番を迎えられました」と鈴木代表は振り返ります。競技ではノーミスの演技を披露。5位だった予選通過の順位を一つ上げての入賞で、選手たちの成長を感じたといいます。
鈴木代表はチアリーディングをやりたくて、14年前に自ら「エンジェルス」を立ち上げました。「お互いに励まし合い、信頼し合って上に乗る選手を支えなければなりません。気持ちが大切な競技ですね」と魅力を語ります。その上で、大会で上位を目指すためには一人一人のスキルを上げていく強い心構えも必要、と語ります。

チアを通じて多くの貴重な体験
世界大会の時にリーダーだった岩渕 穂乃花(いわぶち・ほのか)さん(18)=宇都宮清陵高校3年生=が競技を始めたのは9歳の時。「エンジェルス」の練習を見たのがきっかけでした。世界大会については、「アメリカらしく会場が盛り上がって楽しくできました。入賞できて本当にうれしかったです」と笑顔を見せます。
つらい時に家族が声をかけてくれたことが一番の励みになったそうです。「チアをやっていなければできなかった貴重な経験がたくさんできました」。現在、柔道整復師を目指していますが、「仕事でも何らかの形でチアに関わっていきたい」と決意を固めます。
現リーダーの金子 杏奈(かねこ・あんな)さん(17)=作新学院高校3年生=は、幼稚園の年長から続けてきました。「何でも言い合えて、みんなで一緒に楽しめるいいチームです」と仲間をたたえます。世界大会については「練習では大変なこともありましたが、本番ではみんな楽しんでできてよかったと思います」と振り返ります。
リーダーとして「明るい雰囲気でありながらも、ちゃんとできるチームを保っていきたい。演技でもチアの楽しさが発揮できるチームでありたい」と話します。送迎や現地でのサポートに協力してくれた家族への感謝の気持ちも忘れません。

今年の大会に向け新チームが始動
「グローリー」は現在新しいチーム編成で出発しました。本格的なシーズンが始まり、大きな大会に向けて練習に励んでいます。クラブでは「グローリー」以外にも、小中学生を中心にした年代別の3チームと一般のクラス(練習は、毎週木曜日)も活動しています。体験レッスンも開催しています。「楽しいだけでなく、競技としてのチアリーディングで上位を目指したい人、大歓迎です。一緒に頑張りましょう」と鈴木代表は呼びかけます。

Profile
宇都宮チアリーディングクラブ「ANGELS」(宇都宮市)
2010(平成22)年、鈴木代表が設立し、宇都宮市を拠点に活動しています。クラブ員は幼稚園児から小・中・高校生まで約70人が加入。宇都宮市内だけでなく、鹿沼市、真岡市、小山市、さくら市、壬生町、高根沢町、那須烏山市など周辺市町のほか、茨城県からも参加しています。
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